亘理いちごっこにようこそ

いちごっこキッチン散歩道
11:00~16:00 日曜定休
※日曜日でも、サロンやイベントの開催や、団体さまの受け入れは継続的に行います。

こんにちは、私たち【NPO法人亘理いちごっこ】にようこそおいで下さいました。
東日本大震災後、罹災された方たちへの食事提供、そしてボランティアの方をはじめ、地域内外の交流の場づくりを目的に立ち上がりました。
【コミュニティカフェレストラン】【いちごっこお話聞き隊】【寺子屋いちごっこ】を3本の柱に、被災地発グッズ製作販売、ままサロンや各種イベントを行う中、たくさんの方たちとつながってくることが出来ました。これからもチャレンジが続きます。どうぞよろしくお願いいたします。


2013年12月30日月曜日

被災地ホームカミングデー 参加者募集!


 




開催するにあたって

  被災地で活動する個々の団体が繋がり、共に認め高め合うことによって、被災地全体の復興を目指します。被災地の現状や課題を共有し、全体で「震災を風化させない」意識を高めること、支援のあり方を模索することを目的とします。また、被災地で文化活動を通して生きる力を得てきた団体の発表の場とするとともに、復興支援に取り組んでいるアーティストの方々と共同で事業を開催することによって、和やかに会を運営しています。より人々の心がつながるきっかけとなればと思います。
  震災によって様々な地域での生活を余儀なくされた方たち。震災からこれまで応援してきてくれたボランティアや支援者の方々。そうした人々が再び被災地に集い、交流し、これから長引くであろう震災復興新興へ向けて、今何が必要とされているのかを考えることができるイベントとします。集うだけではなく、広域にわたる被災地の状況を一丸となって全国にそして世界へ発信する場としていくことができたら幸いです。
開催期間:2014225日(火)~32日(日)
場  所:東北電力グリーンプラザ アクアホール
     〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町3-7-1
                                  (仙台市営地下鉄広瀬通駅から徒歩1分)
時  間:10001700
入 場 料 : 無料
内  容:・震災復興活動を行う団体によるパネル発表・ディスカッション。
               ・地域で活動する団体やアーティストによるコンサート。
               ・復興グッズなどの手作り品を一緒に作るワークショップ。
               ・ポスター等の掲示を利用した被災地「内外」で活動する団体の情報発信ブース
               ・復興グッズの販売ブースの設置
               18分程度の団体/個人のPR/スピーチ           など



会期中のテーマ
東日本大震災以降、様々な活動が草の根的に行われてきました。
・住民同士の支え合いを促す各種事業
・仮設住宅の住民を支援するイベント
・被災地における子どもたちへのサポート
・仮設、復興住宅受け入れ地域での既存住民と新住民との交流を促進する活動   など
これらの活動を行ってきた方々にお集まりいただき、共通するテーマを各日に設定した上で、発表の場としていきます。
 〔テーマ〕……①学生たちの関わり ②傾聴活動 ③物販・商品開発 ④NPONGOと行政 ⑤地域コミュニティ ⑥コミュニティビジネス 


 
このようなことを目指しています
 
 震災から3年を向かえる今、被災地への意識の風化が進んできています。被災各地で地域のコミュニティづくりや生業作りのために活動する団体は、今、維持存続するために必死な思いでいます。【被災地 Home Coming Day】開催によって、被災地外に発信するだけではなく、同じ被災地で活動する団体を理解し合い、情報を共有するきっかけとしていくことができたらと思います。
 このイベントを行うことで終わりとせず、個々の活動から地区・地域など広いつながりの中で、震災から4年目となる2014312日。そこからまた新たな一歩をともに踏み出すことができる、スタートラインにすることができればと思います。
実行委員会メンバー
・馬場照子(実行委員長 亘理いちごっこ) ・石井山竜平(副委員長 東北大学大学院准教授) ・池座剛(JCN宮城) 
・井上尚人(東北大学HARU) ・柏倉実(東北電力) ・川端秀明(みんなのとしょかん) ・木村利浩(CLC
・杉山雅宏(東北薬科大学) ・広部知森(応援のしっぽ) ・布田剛(地星社) ・三浦隆一(みやぎ連携復興センター、JPF) 
・湯村和彦(健康生きがいづくりネットワークみやぎ) ・山田理香(東北大学サークルいちごっこ) ・熱海龍太郎(亘理いちごっこ) 
 
 
 


お申込み・お問い合わせについて 
 
【一次募集締切・・・2014/1/10(金)必着】
【二次募集締切・・・2014/1/17(金)必着】
参加希望の方は参加申し込み用紙に必要事項を記入し、下記に郵送またはFAXにてお申し込みください。
★下記の参加申し込み用紙を右クリックし、画像保存後 印刷お願い致します★
 
〒989-2351
宮城県亘理郡亘理町字南町東10-1
NPO法人亘理いちごっこ 被災地HCD実行委員会 宛
電話:0223-35-7727
FAX:0223-35-7737
 
※参加決定依頼は2014年1月中に対象団体宛に発送させていただきます。
※応募書類は返送致しませんのであらかじめご了承願います。
※ブースに限りがありますので、ご希望はお早めにお願いいたします。状況に応じて調整させていただく場合がございます。

参加申込み用紙

 
 


2013年12月4日水曜日

平成25年度 寺子屋いちごっこ 実施状況

平成24年度からの継続事業として、寺子屋いちごっこを本年度も行っています。仮設住宅での生活を余儀なくされている小中学生にとって、家庭内での学習環境は依然厳しい状況が続いています。また、徐々に仮設外に移転する家庭が増えているものの、東日本大震災後の混乱期に学習習慣が身に着かなかった中学生の学力は、被災地を担っていく人材としては大いに危惧される水準です。本事業は被災地から未来に向かっていく子どもたちの一助となることを目的としています。今年度も昨年度から引き続き、JKA「Ring Ring プロジェクト」のご支援を受け、事業を行うことができています。また、講師として姫路より通い、熱い指導を続けて下さっている西本先生、「亘理の子ども達のために」と仙台から通い、生徒たちの良き先生、良きモデルとなってくれている東北大学サークルいちごっこの学生講師の皆様をはじめ、多くの方々のご協力により事業を行えていることに心より感謝申し上げます。

<活動背景>
平成24年度の背景に加え、現中学3年生は小学校から中学校に進学する大切な時期に被災し、入学も4月末、通常授業が開始されたのは6月。担任制から教科担任制となり、学習内容も大きく変化する時期の被災は学習への大きな影響を及ぼしている。特に、中学校から本格的な学習がはじまる英語に関しては基礎的な学力の定着も厳しい状況にある。


 <活動内容>
・当法人施設内ワークスペースにて寺子屋いちごっこを継続実施(JKA)
・毎週木曜、金曜を開催日として、被災した地域の中学生の学習支援(JKA)
・宮前学習室を開室。被災した地域の小中学生の学習サポート(JKA)
・受験生に関しては5日/週までの拡大を検討する

<具体的目標>
平成24年度と同様であるが、子どもたちの学力は深刻な状況にあるため、中学3年生の学力向上を大きな目標とする

<実施概要>
・毎週火曜、水曜を開催日とし、17:00~18:30小学生の部、19:00~21:00中学生の部を開催
・小学生の部では、宿題などを用いた補修及び、大学生との交流を行った
・中学1、2年生には普段の授業内容を補うことを目的とした学習を行った
・中学3年生は高校入試を突破することを目的とし学習を行った
・いちごっこ学習室では小学生2名、中学1年生5名、中学2年生8名、中学3年生16名が受講
・宮前学習室では小学生7名、中学2年生5名、1年生1名が受講中
・中学3年生を対象とした教科学習プログラム(通い合宿、夏季集中合宿、冬期集中合宿、通常授業後の補講)

<講師>
姫路開眼塾長 西本 芳浩氏
東北大学サークルいちごっこ 学生講師
協力:東北大学大学院教育学部准教授 石井山 竜平氏




 

平成24年度寺子屋いちごっこ 活動報告

平成24年度寺子屋いちごっこの活動について、時期が遅くなりましたが、報告をいたします。
たくさんのご支援をいただきながら、子どもたちの学習支援活動をさせていただけたことに
感謝申し上げます。

<活動背景>
・東日本大震災によって被災し、仮設住宅での生活を余儀なくされている小中学生にとって、家庭内での学習環境は厳しいものがある。
・震災による経済的損失、負担は大きく、子どもたちを学習塾に通わせるまでのゆとりを持たない家庭が増加した。
・経済的課だけではなく、働き盛りである親世代のストレス等が肥大している
・子どもたちの精神的なバランスを保つことは重要な課題となっている。

上記の環境改善の一助となることを目的とし、被災地の子供達に対して、学校教育内でカバーしきれない部分を補うことを目的として、寺子屋いちごっこは平成23年にスタートしました。平成24年度には、JKA「Ring Ring プロジェクト」、こどもサポート基金、東北活性化センター(敬称略)のご支援をいただき、活動を継続することができました。

<活動内容>
・当法人施設内ワークスペースにて寺子屋いちごっこを開設(JKA)
・毎週木曜、金曜を開催日として、被災した地域の中学生の学習支援(JKA)
・宮前学習室を開室。被災した地域の小中学生の学習サポート(こどもサポート基金)
・受験生に関しては5日/週までの拡大を検討する

<具体的目標>
・受講生に学習習慣をつける
・学校の授業だけでは不足する部分の理解を促す
・身近なロールモデルとして大学生の存在を置くことで、子どもたちの成長目標とする
・学習のみにこだわるのではなく、大学生と交流等も行うことにより、ストレスとためさせない関わり を持つ

<実施概要>
・毎週火曜、水曜を開催日とし、17:00~18:30小学生の部、19:00~21:00中学生の部を開催
・小学生の部では、宿題などを用いた補修及び、大学生との交流を行った
・中学1、2年生には普段の授業内容を補うことを目的とした学習を行った
・中学3年生は高校入試を突破することを目的とし学習を行った
・いちごっこ学習室では小学生2名、中学2年生4名、中学3年生10名が受講

<成果>
受講していた中3年生11名のうち8名が県内公立高校、1名が国立高等専門学校、2名が私立高校に進学した。その中の10名が各々の進学希望先に合格したことは驚くべきことであり、事業が成功したことを表している。

<講師>
姫路開眼塾長 西本 芳浩氏
東北大学サークルいちごっこ 学生講師
協力:東北大学大学院教育学部准教授 石井山 竜平氏