亘理いちごっこにようこそ

いちごっこキッチン散歩道
11:00~16:00 日曜定休
※日曜日でも、サロンやイベントの開催や、団体さまの受け入れは継続的に行います。

こんにちは、私たち【NPO法人亘理いちごっこ】にようこそおいで下さいました。
東日本大震災後、罹災された方たちへの食事提供、そしてボランティアの方をはじめ、地域内外の交流の場づくりを目的に立ち上がりました。
【コミュニティカフェレストラン】【いちごっこお話聞き隊】【寺子屋いちごっこ】を3本の柱に、被災地発グッズ製作販売、ままサロンや各種イベントを行う中、たくさんの方たちとつながってくることが出来ました。これからもチャレンジが続きます。どうぞよろしくお願いいたします。


2013年12月4日水曜日

平成24年度寺子屋いちごっこ 活動報告

平成24年度寺子屋いちごっこの活動について、時期が遅くなりましたが、報告をいたします。
たくさんのご支援をいただきながら、子どもたちの学習支援活動をさせていただけたことに
感謝申し上げます。

<活動背景>
・東日本大震災によって被災し、仮設住宅での生活を余儀なくされている小中学生にとって、家庭内での学習環境は厳しいものがある。
・震災による経済的損失、負担は大きく、子どもたちを学習塾に通わせるまでのゆとりを持たない家庭が増加した。
・経済的課だけではなく、働き盛りである親世代のストレス等が肥大している
・子どもたちの精神的なバランスを保つことは重要な課題となっている。

上記の環境改善の一助となることを目的とし、被災地の子供達に対して、学校教育内でカバーしきれない部分を補うことを目的として、寺子屋いちごっこは平成23年にスタートしました。平成24年度には、JKA「Ring Ring プロジェクト」、こどもサポート基金、東北活性化センター(敬称略)のご支援をいただき、活動を継続することができました。

<活動内容>
・当法人施設内ワークスペースにて寺子屋いちごっこを開設(JKA)
・毎週木曜、金曜を開催日として、被災した地域の中学生の学習支援(JKA)
・宮前学習室を開室。被災した地域の小中学生の学習サポート(こどもサポート基金)
・受験生に関しては5日/週までの拡大を検討する

<具体的目標>
・受講生に学習習慣をつける
・学校の授業だけでは不足する部分の理解を促す
・身近なロールモデルとして大学生の存在を置くことで、子どもたちの成長目標とする
・学習のみにこだわるのではなく、大学生と交流等も行うことにより、ストレスとためさせない関わり を持つ

<実施概要>
・毎週火曜、水曜を開催日とし、17:00~18:30小学生の部、19:00~21:00中学生の部を開催
・小学生の部では、宿題などを用いた補修及び、大学生との交流を行った
・中学1、2年生には普段の授業内容を補うことを目的とした学習を行った
・中学3年生は高校入試を突破することを目的とし学習を行った
・いちごっこ学習室では小学生2名、中学2年生4名、中学3年生10名が受講

<成果>
受講していた中3年生11名のうち8名が県内公立高校、1名が国立高等専門学校、2名が私立高校に進学した。その中の10名が各々の進学希望先に合格したことは驚くべきことであり、事業が成功したことを表している。

<講師>
姫路開眼塾長 西本 芳浩氏
東北大学サークルいちごっこ 学生講師
協力:東北大学大学院教育学部准教授 石井山 竜平氏




 

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