亘理いちごっこにようこそ

いちごっこキッチン散歩道
11:00~16:00 日曜定休
※日曜日でも、サロンやイベントの開催や、団体さまの受け入れは継続的に行います。

こんにちは、私たち【NPO法人亘理いちごっこ】にようこそおいで下さいました。
東日本大震災後、罹災された方たちへの食事提供、そしてボランティアの方をはじめ、地域内外の交流の場づくりを目的に立ち上がりました。
【コミュニティカフェレストラン】【いちごっこお話聞き隊】【寺子屋いちごっこ】を3本の柱に、被災地発グッズ製作販売、ままサロンや各種イベントを行う中、たくさんの方たちとつながってくることが出来ました。これからもチャレンジが続きます。どうぞよろしくお願いいたします。


2011年11月16日水曜日

わたりもーーーーーる  活動報告! ~後編~

今回のわたりもーる、
もともとは、「いちごっこお話聞き隊」の活動で
いろんな方のお話を伺う中から生まれた企画でした。

支援物資、色んなところで集めて、配布しているけれど…
その場所に受取りに行ける人、少しでも早く行ける人に
物資が偏ってしまってるのでは…?という声がありました。

いつどこで行われるのか?という情報と、
そこへ行くまでの足、そして体力・気力…
そのようなことで、機会不均等がうまれているのではないか、と。


スタッフ打ち合わせ中…真剣です


「それなら、直接仮設住宅で渡せたらいいんじゃないの!」
という発想は、自然発生的な思いつきでした。
そこからが「わたりもーる」構想のはじまりはじまり~

 全国から寄せられた、物資の数々。
沢山の、励ましメッセージとともに届きました。
スタッフの私たちにも勇気をくれました。

沢山の方の「気持ち」が詰まってやってきました。
本当に、ありがとうございます。

前編では、「お祭り」のように、物資をお持ち頂く以外の、
イベント的な要素を中心に、ご報告いたしました。
もちろん、いらした方たちの中には、(ほんの一部ですが)
「そういう(イベント要素)はいいから、
とにかく物資だけもらえればいいんです」
という方もいらっしゃいました。

きっとそれも、ほんとうのところなのだと思います。

必要な人のところへ、必要なものが届くこと。
これはまず一番先に達成されるべきこと。

そこが解決された方から、プラスアルファの「楽しみ」を
見つけて頂ければ私たちはもっと嬉しい!

*    *    *    *    *

「これ、孫にあげたら喜ぶかもしれないわ」と
かわいいイラストつきのマグカップを選んでいかれた方

「一緒に働いてる人にあげようと思って…」と
小さな置物をいっぱい選んでいた方

すごくお似合いの、ゼブラ柄の鞄を見つけてきて
にっこり目配せしてくれた若奥様とか…
(同性ながらどきどき)

また、はじめはお買い物にきていた男の子も
いつの間にか、物を運んだりするお手伝いをしてくれて…
しまいには、すっかり運営スタッフ然として活躍してくれた子達も☆

ストック場所から、公開場所まで、
物資を積んだ軽トラックで何往復も!
※箱乗りは公道では禁止ですよん…!

また、運営スタッフではない、入居者の方が
最後のスタッフ打ち上げ用のカレーを
作るお手伝いをして下さっていました。
(こっそり打ち上げの様子を覗きに来てくださいました☆)

そして、開催日翌日、スタッフが片付けをしていると、
住人の方が、既にダンボールの片づけを始めて下さっていました。
「昨日は楽しませてもらったから、せめてこれくらいは…」と。
本当に、嬉しい。
全国から集められた、いろんな方たちの「気持ち」が
現地の人の「気持ち」を動かしたという事実が、
嬉しくてたまりませんでした。


必要な、洗剤やら毛布やらを入手できた方、
お祭りとして、プラスアルファで楽しんで下さった方、
こうやって、何かしら、ささやかであっても
お役にたてるものをお渡しできたり、
楽しんで、喜んで下さる方が、いるということ。
ゼロから、人の感情を動かす機会を創出できたということ。

今回の「わたりもーる」
不足点や反省点は多々あるものの…

やっぱり、大成功☆でした。
沢山の空きダンボールの山を処分…
これだけいっぱいものを、お渡しすることができました
  
とにかく、今回は初のイベントごととして、
沢山の問題点は改良点が出てきているので見直しつつ…
反省は次にいかして、また前を向いて次なる課題に取り組んでいく予定です。

全国から寄せて頂いた物資は、
来月に予定しているわたりもーる姉妹企画「わたりHOME COMING DAY」
に持ち越されます!

支援して下さったみなさま、本当に本当に、ありがとうございます。


自らも被災しながら、
運営スタッフとして活躍してくれた皆さんも、
本当にありがとう。
お話聞き隊として、入居者の方たちの
必要としているものを伺って下さったから、
より意味のある、具体性のある支援ができました。

また、準備から当日、そして翌日以降の荷物の搬出入など
手伝って頂いた、千葉から、大阪から、その他多方面からいらして頂いた
ボランティアの皆さん。本当に、ほんとうにありがとう。

ありがとうリスト、ただいまスタッフ張り付いて作成中です。
物資を送って下さった皆様お一人お一人に、

いくら言っても、いい足りないのでしょうけれど、

私たちの感謝の気持ちが、届きますように…







追伸)ぺ=ヨンジュンさんの大家族の方たちからも沢山のご支援が届いています。
なので、ヨン様に発信できるよう、韓国語に訳してもらうお礼文も作成します~!!


*     *     *     *      *

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